ジム・ジャームッシュの最新作『The Limits of Control』、とうとう9月19日から公開。

すっかり忘れていましたが、カンヌでグランプリを取った『ブロークンフラワーズ』より4年。
ジム・ジャームッシュの新作『The Limits of Control』が、渋谷シネマライズや、有楽町シネカノンで9月19日より公開されますね。
今回、話題になっているのは撮影があのクリストファー・ドイルだということ。
アジアの監督を中心に、スタイリッシュな映像がうけている撮影監督ですが、果たしてジャームッシュとどういう相性になっているのかが楽しみ。
そもそもジム・ジャームッシュの映画と言えば、デビット・リンチの作品を多く手がけてきたフレデリック・エルムズや、ビィム・ベンダースやラース・フォントリーアと手を組むことの多い、ロビー・ミューラーが撮影を勤めることが多い。
どちらも、リアリティを追求し、突き放した映像をとる撮影担当なのだが、今回はクリストファー・ドイル、ということで、よりPVなんかにちかい、おしゃれ感を全面に出した撮影ということになるので、少し心配なわけだが。。。
トレーラーを見る限りは、どちらかというと『シドアンドナンシー』や『ビックリボウスキ』を撮影したロジャー・ディーキンスに近い感じで、かなり素っ気ない絵ながらも、それゆえに生々しく、コメディ的に見える映像になっている感じ。
このあたりは、ジャームッシュの手綱がしっかりとドイルを抑えているかも、とおもえるところ(テーブルの真上からコーヒーを撮る手法とか。。)。
いずれにしても、隠れた名作『ゴースト・ドック』以来の「殺し屋」もの。
基本的に“アウトロー”が世間と一生懸命関わろうとするのだけど、結局関われない様を面白く描く、というのがジャームッシュ映画の真骨頂。といすると、今回の『The Limits of Control』はどうなるのか?
とりあえず、公開初日に見に行くことにはしてみたい。
ということで、トレイラーはこちら。
